日本書紀の一書(あるふみ)によると、天照大神は天孫降臨に先立ち、三柱の御子神に対し、
初めて御神勅を下され、
汝三神(いましみはしらのかみ) 宜(よろ)しく 道中(みちのなか)に降居(くだりま)して、天孫あめみま を助(たす)け奉(まつ)りて、天孫(あめみま)に 祭(いつ)かれよ
と昭示されました。この御神勅によって奉斎されたのが宗像大社であり、天照大神の三女神、沖津宮・田心姫神(たごりひめのかみ)、 中津宮・湍津姫神(たぎつひめのかみ)、辺津宮・市杵島姫神(いちきしまひめのかみ)がそれぞれに鎮まります。
沖津宮の鎮座する玄界灘の孤島・沖ノ島は、古代大和朝廷が事あるごとに熱?を捧げて国難の打開を願いました。 その祭祀神宝は、十万点に及び、全て国宝・重要文化財に指定され、海の正倉院と呼ばれています。原生林に覆われ巨岩の陰に御鎮座する沖津宮本殿は、 永年の湿気と木の葉等の堆積によって老朽化が激しく、その修復はここ数年来の懸案となっております。 又、国の重要文化財である辺津宮本殿は昭和の大造営より三十年有余が経過し近年、御屋根の痛みが進み、御修復の要に迫られています。
平成十七年で、沖ノ島近海にて劇的な勝利を得た日本海海戦より100周年を迎えました。この記念すべき年を機に沖津宮・辺津宮本殿の修復工事を始め記念事業を計画致しております。 つきましては本事業にご理解・ご賛同頂き、格別の御奉賛を賜りますようお願い申し上げます。
尚、御奉賛頂きました方の御芳名は沖津宮本殿にお納め申し上げ、崇敬の真心を顕彰いたします。
宗像大社社務所 |